ソリューション事業

現有システムの延命化を図るため、安価な新システム構築のお手伝いをします

この事業は創業以来提供してきた延命保守サービス事業の延長線上に位置づけています。「システムの延命」「システムのリフォーム」「システムの移行」を目的に現有システムのハードウェア・ソフトウェアの資産を有効活用して安価な新システム構築を可能にする事業であります。
フィールドワンは可能な限りシステム延命ができるよう、延命保守ばかりでなく様々な手段でシステムを継続利用できるようなソリューションも提供しています。

フィールドワンでは、以下の4段階で可能な限り現行システムを長持ちさせるソリューションを提供しています。

第1段階: 『 延命保守 』
海外を含む保守のために必要となるパーツを確保し、メーカーが保守サービスを終了した後もお客様のシステムを保守し、安心して継続利用できるように致します。

第2段階: 『 リファービッシュとマイグレーション 』
EOSL後時間の経過とともに故障箇所が増えて保守が困難になってくると、システム全体をリファービッシュした同型マシンをご用意し、同一環境もしくはより上位機種に置き換えるご提案をしています。

第3段階: 『 最新HW環境の活用 』
部品によってはその入手が徐々に困難になってきます。フィールドワンでは、故障しやすい部品の傾向を把握しており、部品を再生させる取り組みも行っています。
また、IDEやSCSI等の古いHDDやテープ装置等のストレージ関連は故障率も高くなってきます。フィールドワンではHWアダプターと当時のHDDをエミュレートするマイクロコードを開発し、こうした古いストレージを最新のHDDやSSDで代替できるソリューションも提供しています。

第4段階: 『 レガシー仮想化 』
レガシーシステム仮想化ソリューション「CHARON」を用い、昔のOSや各種アプリケーションを最新のx86環境上で稼働させ、OSより上のソフトウェア環境は維持したままハードウェアは最新のX86 PCに移行します。大型で電力消費の大きなシステムが小型PCに置き換わりますので、省エネ・省スペース化も同時に実現できます。

 

・フィールドワンのネットワーク構築サービス

低価格のリファービッシュ(中古)のネットワーク機器によるリプレースを提案致します。
ネットワーク機器は壊れにくく寿命も長いものですが、メーカーEOSL後もフィールドワンが保守サービスを継続いたしますので、古い機器を採用しても問題ありません。保守費も低価格で、長く使用できますので、大幅なコストダウンが実現できます。
また、オープンソースのZabbixを使用したリモート監視サービスや、お客様サイトにZabbixベースの監視環境を構築するサービスもございます。

・ディスク装置のリニューアル

最新のSATAディスクをベースに、古いSCSIインタフェースを装備し、ファームウエアの書き換えにより、老朽化したディスク装置を事実上新品のディスクに交換し、更に長期間システムを安心して使用することができるようになります。

・SSDデータバックアップ装置

老朽化してきたテープ装置は、テープを引き出し、ローディングするためのメカ部分が多く、徐々に複数個所で様々なトラブルが起こるようになってきます。フィールドワンでは、このような問題の解決策として、SDDやSSHDをバックアップメディアとして採用し、古いテープ装置をエミュレートする代替のバックアップ装置を開発いたしました。これにより、テープトラブルから解放されるばかりではなく、高速なバックアップが可能になります。

レガシー仮想化

SUN SPARC、DEC VAX、Alpha、PDP等の古いマシンを最新のX86 PC上でエミュレート。旧機種上で動いていたOSを含むソフトウェアを移行し、旧環境が再現されます。