ソリューション概要
古いシステムを長期間延命するフィールドワンの延命保守サポート。保守サービス事業以外でもお客様のシステムを少しでも長く継続使用頂けるよう様々なソリューションを用意しています。
システムが老朽化してくると特に問題となるのが、ディスクやテープ装置等のドライブです。ストレージテクノロジーは日進月歩の速度で進化しており、より高速かつ安定したディスク装置が手に入るようになっています。またネットワーク機器もますます高速化しています。
現在の老朽化したシステムも、ディスク、ネットワーク、メモリ等のパーツを最新のテクノロジーでアップグレードすることで、最初に導入した時のようなパフォーマンスを回復し、それ以上のパフォーマンスを発揮するようになります。
また、仮想化技術の活用で入手が非常に困難になってしまった古いシステムを最新のHWサポート環境で蘇らせることも可能になっています。
最新のSATAディスクをベースに、古いSCSIインタフェースを装備し、ファームウエアの書き換えにより、老朽化したディスク装置を事実上新品のディスクに交換し、更に長期間システムを安心して使用することができるようになります。
老朽化してきたテープ装置は、テープを引き出し、ローディングするためのメカ部分が多く、徐々に複数個所で様々なトラブルが起こるようになってきます。フィールドワンでは、このような問題の解決策として、SDDやSSHDをバックアップメディアとして採用し、古いテープ装置をエミュレートする代替のバックアップ装置を開発いたしました。これにより、テープトラブルから解放されるばかりではなく、高速なバックアップが可能になります。
旧VAXマシンには、10Mbpsのイーサネットノードしか提供されていませんでした。より高速なイーサネット接続をお望みのお客様向けに、米国NEMONIX社の100Mbpsイーサネットボードを提供します。
DECマシンはメーカ仕様としては、当時のテクノロジーを背景により小さなメモリー容量しかサポートしていませんが、実際よりはより大きなメモリーを搭載可能です。CPUもアップグレードし、現有システムそのままでパフォーマンスが向上できます。
旧DEC VAX/Alphaのシステムをお持ちのお客様がアプリケーションソフトウェアの資産を有効活用できるよう、最新のHP社Integrity Serverへの移行を可能にします。
VAX/Alphaでは標準的にDAS型でディスクが接続されていますが、SANシステムへの移行により、システムの二重化が可能となり耐障害性の高いシステムにすることができます。
SUN SPARC、DEC VAX、Alpha、PDP等の古いマシンを最新のX86 PC上でエミュレート。旧機種上で動いていたOSを含むソフトウェアを移行し、旧環境が再現されます。